おおたクリニック 外科・内科・胃腸科・リハビリテーション科
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小児伝染病

●感染の種類

1. 接触感染施設内で最も重要で、頻度の高い感染様式です。介護と介護の間に手洗いがなされなかったり、手袋が交換されなかったりすると起こります。

2. 飛沫感染 感染源である人が、せきやくしゃみ、会話などをすることによって、飛沫が生じます。飛沫は空気中に浮遊し続けることはないので、空気感染の場合のような特別の空調や換気は必要ありません。 (インフルエンザ・普通感冒・マイコプラズマ肺炎など)

3. 空気感染微生物を含む飛沫の水分が蒸発して、5μm以下の小粒子として長時間空気中に浮遊する場合に、空気感染が起こります。 (結核・麻疹(はしか)・水痘(みずぼうそう)など)

4. 物質媒介型感染汚染された食物、水、血液、装置、器具などによって伝播される感染ルートです。

   

●ヘルパンギーナ
【原因】 コクサッキー、エコーウイルスなど。名前の由来は、ヘルプ=「水泡」、アンギーナ=「のどの炎症」の意味からきているそうです。
【症状】 せきやくしゃみなどの飛沫感染でうつる。
38度くらいの熱が2〜3日続き、のどの奥には赤い水泡が多数 見られます。水泡はつぶれて潰瘍になり、のどの痛みのために、食事をはじめ水分さえのどを通らないことがあります。
固形物を食べられない時は、脱水症状を防ぐためにも、ジュース、アイスクリーム、ヨーグルトなど、のどごしのよいものがおすすめです。
【予防対策】
手洗い
手洗い。せきやくしゃみ、またなめたおもちゃなどの貸し借りなどでもうつることがあります。近所などで流行しているときは注意しましょう。

 

● 咽頭結膜熱(プール熱)
【原因】 アデノウイルス。
このウイルスに感染しているこどもの目やにや、のどの分泌物、便などが感染源と考えられます。はやり目の一種で、プールの水が汚染され集団発生することが多く、「プール熱」とも呼ばれています。
【症状】 38〜39度の熱が3〜4日続き、その名前のとおり 目(結膜)が充血し、のどが赤く腫れ、のどのリンパ線も腫れます。
乳児の場合には下痢や嘔吐の症状が目立ち、結膜炎が見られないこともあります。

※学校保健法では、第2種の学校伝染病に指定されています。主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とすることが定められています。
【予防対策】
うがい
手 洗い・手指消毒。水泳後の洗眼、うがい、シャワー。

アデノウイルスは同じタオルや洗面 器を使うことでもうつるので、タオルなどは別のものにしましょう。感染力が強いウイルスなので、兄弟など周囲にかかっているこどもがいるときには注意しましょう。
また、かかった場合には、症状が消えてもウイルスは体内に残っていて、唾液や便に含まれているので、ケアをした後は必ず手を洗いましょう。

 

● 手足口病
【原因】 コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなど。
【症状】 生後6ヶ月から4、5歳のこどもに多いといわれます。
せきやくしゃみなどの飛沫感染のほか、便とともに排泄されたウイルスが口から入ってうつることもあります。

特徴としてはその病名の通り、手のひら、足の裏、おしりなどに米粒大の小さなもりあがった発疹が見られます。(1週間程度で治ります。)
ときには手や足の甲にも出ることがあります。

痛みやかゆみはないようですが、口の中にも水疱(アフタ)ができた場合、物を食べる時に痛がることがあるので、温かい食べ物、塩味の強い食べ物は控えたほうがよいでしょう。
固形物を食べられない時は、脱水症状を防ぐために、ジュース、アイスクリーム、ヨーグルトなどのどごしのよいものがおすすめです。よだれも増え、37〜38度台の発熱が1〜3日続くことがあります。
【予防対策】 <手洗い・手指消毒。手足口病のウイルスは、おもに便や鼻汁などの分泌物のなかにおり、手を介して口に入ることで感染するので、トイレの後などはきちんと手洗いすることが大切です。

   

●伝染性膿痂疹(とびひ)
【原因】 黄色ブドウ球菌・溶血性連鎖球菌などの細菌
【症状】
かゆみ
虫 刺されなどでかきこわした傷やケガの傷に 細菌が感染し、化膿します。化膿すると皮膚が赤くなり、しだいに米粒大の膿をもった水疱ができます。
水疱は薄くて破れやすく、ジクジクしたり痂(カサブタ)を作ったりします。かゆみが強く、化膿場所をかいた手でほかの場所をかくと次々と「とびひ」していきます。
兄弟など周りの人にもうつります。

※学校保健法では、通常は出席停止の措置は必要ないとされる伝染病、とされていますが、医師の指示でお休みさせることがあります。
【予防対策】 手洗い。爪は短くしておきましょう。せきやくしゃみ、またなめたおもちゃなどの貸し借りなどでもうつることがあります。近所などで流行しているときは注意しましょう。

   

●伝染性軟属腫(水いぼ)
【原因】 ウイルスによってできるいぼです。
【症状】 粟 粒大(直径1〜5mm)のブツブツができ、し だいに大きくなり半球状に盛り上がり、その中央がへ こんでいるのが特徴です。さわるとしっかりしたかたさ があって、光に透かしてみると表面に光沢が見え、強く押すと白い小さな粒が出てきます。その中にウイルスが入っています。

わきの下、わき腹、首、ひじ、ひ ざなどにできやすく、とくに皮膚がこすれ合うやわらかい部分は、こすれ合うことでいぼがつぶれて中のウイルスがほかの箇所について広がっていきます。
【予防対策】 手洗い。

もしいぼがあるときは、むやみに掻いたりつぶしたりしないこと
(⇒いぼがつぶれると、いぼの中のウイルスが広がります)。

水いぼは特別な治療をしなくても、ほとんどの場合、1年ほどで自然に治るようですが、他の人にもうつりやすいことから、保育園によっては、プールが始まる前に治療を進められることもあるようです。

自然治癒が多いものの、ほうっておくと大きくなって数もふえ、かゆみを伴うようになったり、炎症を起こして赤くただれること もあります。皮膚科での治療は、いぼが小さく数が少ないうちの方が負担が少ないでしょう。

   

●流行性結膜炎(はやり目)・急性出血性結膜炎(アポロ病)
【原因】 アデノウイルスやエンテロウイルスなど、各種ウイルスによる感染症です。感染した人の涙液や感染した人が触れたものに接触することで感染します。
【症状】 異 物感、まぶたのはれ、充血、流涙等の症状があ らわれます。
感染してから症状があらわれるまでの日数はウイルスの種類によってさまざまです。

治療を受けた場合は、症状が治まったように思っても途中で治 療を中断せずに医師の指示に従いましょう。(視力低下につながることがあります)
【予防対策】 つねに手洗い・手指消毒をこころがけましょう。
かかったときは目を触らないようにし、触った後は手洗いをします。
ケアする人もできるだけ目に触れないように します。目薬を点眼するときはタオル、ハンカチ類は使わず、使い捨てできるティッシュペーパーなどを使いましょう。

片目だけに症状があらわれたときは、良い方の目に同じ目薬は使用しないこと。もちろん目薬は他人には使用しないこと。
タオル、洗面具は共用しないこと。
洗濯は通常どおりで大丈夫ですが、汚れがひどい場合には熱湯で消毒、または漂白剤につけてから洗濯したほうが安心です。洗濯後は十分乾燥させましょう。

 

2007.9.26
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